産業廃棄物の許可を取りたいのだけど、許可取得までにどの位の時間がかかるんだろう?なるべく早く許可を取得したいのですが。という業者様は非常に多いです。そこで、弊所でとっている無駄のない日程の立て方についてお教えします。
産業廃棄物収集運搬業許可申請は事前に産業廃棄物処理業の講習会を受講していなければならず、その講習会の受講も予約制となっており東京都近郊での開催日程は募集開始早々に定員に達することが多く、予約することがなかなか難しいタイミング多いです。
また、産業廃棄物の許可申請は建設業や宅建業などの窓口申請などと異なり、全国的に(ほとんどの自治体で)「申請時の来庁は予約制」としているおります。東京・千葉・埼玉なども勿論申請は予約が無ければ窓口に行っても受け付けてもらうことが出来ません。そして、その申請の予約自体が大体ですが1か月~1.5か月先でないと取れないことが多いです。
そして、産業廃棄物の許可申請には申請書が許可行政庁(東京都庁や神奈川県庁などの廃棄物対策課)の窓口で受理されてから許可が下りまでの審査期間が定めれており(標準処理期間といいます)大体どの行政庁も土曜日日曜日祝祭日を含めて2-3ヵ月となっております。
【参考:講習会の予約サイト】
【必要な手続きとかかる日数】
☆上述のように、会社であれば登記簿上の役員が、個人事業主であればその申請者ご本人が、2日間に渡る産廃講習会(日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)主催)に出席して、最後のテストに合格することが必要となります。
しかし、東京近郊開催のこの講習会は直ぐに定員が埋まる。かつ、平日2日間の開催のため、忙しい役員様の日程調整が難しい。
☆テスト合格者に出せれる合格証がお手元に届くのに約2~3週間かかる
この合格証のコピーの添付(一部地域で原本提示が必要)が申請時に必ず必要となります
☆各都道府県の産廃収集運搬の審査係に許可申請書提出の予約をする
都道府県によってまちまちですが、東京はじめ、関東は予約が取れるのが4-5週間後です。
☆許可申請書の提出および審査期間
審査期間を経て許可が降りるのに大体1.5ヶ月
つまり、合格証がお手元に届いてから「許可申請書の提出予約をすると、せっかく書類がそろっても窓口に行ってその書類を提出するのはそこから又約1ヶ月待たなければならない」のです!
故に当事務所でお勧めしているのは、受講日が決まったら即「受講日から2~3週間後をめどにして許可を取りたい都道府県の産廃の係に電話をして、申請予約を入れる!」
と言う手順です!
こうしておけば、お手元に講習会受講の修了証が届き次第、直ぐにでも申請が可能で時間のロスが有りません!
この手順、慣れてない方だと、意外に盲点で、皆様許可取得まで余分に時間がかかっているようです。
弊所は全国対応で経験豊富です
行政書士丹下聡は2011年の開業以来、全国各地の様々な産業廃棄物関連許認可業務に携わらせて頂いておりますので、レアなケース含めて様々な申請・ご状況に対応させて頂くことが可能です。「ウチも産廃の許可が取りたいんだけど大丈夫かな?」とお思いの業者様、是非一度お問い合わせいただければ幸いでございます。